フローリングの上から貼れる床材、ピタフィー。貼り方も紹介。簡単床リフォームDIY

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我が家は戸建てなのですが、先日ちょうど築8年を過ぎました。住み始めたばかりの気もするのに、早いものですね。年月の経過にともない、クロスの剥がれなど家の中で気になるところが少しづつ出てきました。

中でも一番気になっているのは「リビングの床」です。凹みやとれない汚れで、とてもコンプレックスでした…。

色の明るい床材を選んでしまったこと、息子が小さい頃にトミカを床に叩きつけて遊んでいたことが原因と思います。

そんな我が家の床ですが、フローリングの上から貼れる床材・「ピタフィー」を使ってプチリフォームしてみたので体験談を書いてみたいと思います。結論から言うと、とても綺麗に仕上がり、かつ好みの雰囲気になり大満足です。

貼り方も書いているので購入検討している方もみてね。

Before→After

まずはビフォーアフターです。

<Before>

元の床

<After>

アフター

部屋の雰囲気も優しい感じになりました。おしゃれですよね~。

アフター部屋全体

ピタフィーとは

貼った床材は「ピタフィー」という商品です。ピタフィーとは東リが販売するフローリング材で、既設の床に重ねて貼ることができる商品です。既存の床をはがしたりする必要がなく、DIYで自分たちでできるのがメリットです。

<ピタフィーの特徴>

  • 現状復帰可能!裏面吸着タイプなので接着剤が不要。置くだけでOK
  • 薄さはなんと2mm!
  • カッターやはさみで加工可能
  • 床暖房対応
  • 手入れが楽

私が購入したときは、カラーは3種類(オーク・ホワイト・ウォルナット)でした。今はカラーバリエーションが増えています!楽天で購入可能です。

ピタフィーを選んだ理由

我が家の床ですが、本当は全面張替を検討したいくらいボコボコで汚かったです…、はい。おまけに溝があるフローリングだったので、掃除も大変。

もし全面張替を選んだ場合にはお金もかかりますし、張替えの間は住むことができないでしょう。

いろいろ考えた結果、既存のフローリングの上から貼れる商品を探すことにしました。

ピタフィーの他、無垢材床材やクッションフロアも検討しました。無垢材はお手入れが難しそう。クッションフロアは敷くのに技術がいりそう…という理由で諦めました。

その点、ピタフィーであれば90cm×15cmの床材を、家具をどかしながら置いていくだけ。接着剤も不要です。さらに、もう一つ大事なポイントが、床暖房対応の商品であったことです。

貼れる床材の中でも1番使い勝手の良さそうな「ピタフィー」を採用することになりました。

事前準備

ピタフィーの注文

注文ですが、私は楽天から購入しました!購入前にサンプル注文して、色味の確認をしておくと良いです。色は3色あります。どれも可愛いですが、建具の色との相性で考えてみてくださいね。

サンプルはこちら↓

必要な道具の準備

ピタフィー施工に必要な道具は以下のとおりです。事前に準備しておきましょう。

  • カッター
  • メジャー
  • ものさし
  • ペン

貼り方を決める

貼り方の模様(?)を予め決めておきましょう。隣合う床材をずらしながら置いていくと、綺麗な仕上がりになりますよ。

自然な仕上がりとなる「ランダム貼り」タイルを半分ずつずらし無駄なく貼れる「ブリック貼り」があります。詳しくは東リのHPを確認してみてくださいね。

床の掃除

まずは床の掃除です。ダイソンの掃除機で綺麗にした後、ブラーバ(床拭きロボット)で水拭きをしました。その後、細かい隅っこの部分はウェットティッシュで拭きました。普段掃除嫌いなので、汚れがかなりたまっていました^^;

ピタフィーの貼り方

部屋の中心を決める

貼りはじめる前に、まず部屋の中心を確認します。

仮置きで部屋の中心から順々に1枚ずつ並べていって、最後、部屋の端に貼る床材の幅が7cm以上になるように中心を調整します。

中心の決め方

中心に置く床材の位置が決まったら、マスキングテープを貼って中心がわかるようにしておきます。

ランダム貼りの場合は短く、ブリック貼りの場合は半分に切る

交互に長さの異なる床材を並べていくことで、綺麗で自然な仕上がりとなります。そのため、1つ置きに短く切った床材を置いていく必要があります。

短くする長さを決め、床材をカッターで切ります。私は元の長さより少し短い板をつくり、交互に並べましたが、節約という意味では「ブリック貼り」にして半分に切れば良かったな、と後から思いました。(中途半端に切った床材があまってしまったため)

貼り始め

ただ、「ランダム貼り」の方が自然な雰囲気が出るそうです。部屋の雰囲気に合わせて、お好みで選択すれば良いでしょう。

切るのは部屋の端の床材横1列だけでOKです。(後はそのままの長さのものを貼っていくため)

仮置きする

公式サイトには、貼り方の手順として「まずすべて仮置きする」というようなことが書いてあったのですが、床材がスルスル滑ってしまい仮置きができませんでした。。

仮置き

面倒だったのと、子どもが待ちきれず「早くシールをはがしたい」とうるさかったので、適当に床材を部屋全体に広げ、位置が決まったものから貼っていくことにしました。

中心を貼る

最初に縦中心を一直線に貼っていきます。これをガイドにして、中心からサイドに敷き詰めていく作戦です。我が家の場合、既存のフローリングに線があったのでそれに沿って真っすぐ一本貼ることができました。それが終われば、右・左を一列ずつ追加していきます。

貼る際はすでに貼ってある床材に押し付けるように、隙間を潰して貼っていきます。

基準に沿わせる

敷き詰める段階になったら、ひたすら裏のシールを剥がす作業です。近くにゴミ袋用意すると良いです。大量のゴミが出ますので。これは子どもたちが手伝ってくれて、とても助かりました。

複雑な部分を切る

最後の長さが短いところや、複雑な形のところは形どおりに切ってから埋めていきます。

全然うまくできなかったので参考になるかわかりませんが、、要らない紙で型紙を作ってからそのとおりにカッターで切るのがおすすめです。

まず、いらない紙を隙間に埋めます。

型紙をひっくり返して(←これ重要!)、床材に合わせ、線をマジックなどで引き、カッターで切ります。はめこんで完成です。

ひっくり返す

完成!

細かいところも敷き詰め終わり、どかしていた家具を元に戻せばもう完成です…!

私は途中疲れ切ってしまい、、次の日も作業しました。2日がかりで完成です。時間にして8~10時間くらいだったと思います。家具が少なく、家具移動がなければもっと早く終われると思います。

完成

 

綺麗になりましたー。嬉しすぎます^^

かかった費用

我が家はリビングダイニングキッチンで 16畳くらいあるのですが、キッチンの部分は置くだけフロアタイルを貼っているので、その部分を除いて貼りました。合計6箱分です。1箱10,800円だったので、合計は〈64,800円〉でした。

かかった費用: 64,800円

普通に張替えを業者に頼んだら数十万はしたと思いますし、住みながら張替えはできなかったと思います。この金額なら私は大満足でした!

Q&A

ピタフィーに関するQ&Aをまとめました!

日常のお手入れはどうすればいい?
固く絞った雑巾か、モップの水拭き程度で充分です。掃除機あるいは、硬く絞った雑巾やモップでの水拭きなどで、床の埃やゴミを取除きましょう。
※ワックスメンテナンスを行う場合※
よく汚れを取除いてから、樹脂ワックス(ニューFBワックス・Uワックス・ツヤノンワッ クス(抗菌))を浸したモップを固く絞って、薄くムラなく塗ります。
床暖房に対応していますか?
床暖房の床に置くことができます。床材を敷いてもちゃんと暖かかったです。ただし、蓄熱してタイルが変質変色する可能性があるそうです。
水をこぼしてしまった!
水をこぼしてしまったときは、すぐに雑巾で拭取りましょう。また、タイル裏面に水が浸入し ていない事を確認してください。放っておくと変色やカビ・剥がれ・臭いの原因となります。
ピタフィーの上から家具を置いても大丈夫?
荷重でタイルにはがれや浮きがないことを確認した上で、家具等を置いてください。その際、タイルとの間に板等を挟むことをおすすめします。また、家具を移動させたときに跡が残る場合があります。
専用の見切り材はありますか?
あります。段差が気になる場合は使用すると良いでしょう。
臭いはありますか?
素材固有の臭いがあります。臭いを感じる場合は、しばらくの間換気しましょう。時間の経過とともに徐々に無くなります。

 

見切り材はこちらを購入しました↓

まとめ

床が汚くなってしまった原因は、息子がおもちゃで思いっきり遊んだから。でもそれは後悔していません。むしろ、息子に思いっきり好きに遊ばせることができた、と誇りに思っているくらいです。「子どもが小さいうちは汚い家に住め」といいますが、その通りだと思います。

最近では子どもが床や壁を汚してしまっても簡単にリフォームできるアイテムが増えてきて嬉しい限りです。

見た目もおしゃれになりましたが、フローリングの溝がなくなったため掃除もしやすくなり、金額で迷ってはいましたが思い切ってピタフィーを貼ってみて本当に良かったです…!

ぜひ検討してみてくださいね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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