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息子は小1~小2の2年間、英語の民間学童KidsUPに通っていました。
小3のタイミングで退会してしまいましたが、2年間英語の学童に通ってみて「親目線で感じたこと」、「メリット・デメリット」、「子どもがどう思っていたのか」について、書いてみたいと思います。
英語の民間学童・KidsUP(キッズアップ)とは
KidsUP(キッズアップ)とは、未就園児・小学生が授業終わり~放課後まで過ごすことのできる「民間学童」です。通常の学童と違うのは、常に「英語環境であること」、「英語の勉強時間があること」が特徴となります。
英語をマスターするためには週に1度の英語教室よりも、長時間英語に触れる機会が必要だ、というコンセプトのもと運営されています。例えば「トイレに行きたい」とき。一番はじめに覚えるのがこの言葉だと、説明会でおっしゃっていました。生理現象ですので、トイレに行くためにはフレーズを覚えなくてはなりません。必要性に迫られて英語を覚えるようになります。
「長時間」という点にもこだわっており、最低でも週2回~のコースしか選べなくなっています。週に1度のみの通学は不可。時間は基本的に幼稚園終わりまたは小学校の授業終わり~18:30までです。(延長あり)
※イメージです
スタッフは直接海外の拠点から雇用しているそうで、多様な地域からのネイティブ講師の他、日本語も理解できるバイリンガル講師もいてくれるので英語が全くわからなくても安心です。スタッフの教育にも力を入れている、と説明を受けました。スタッフの質の高さは私も実際に通わせてみて感じました。また、皆明るくて気さくです。基本ポジティブです。
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キッズアップの費用
費用ですが、入会した時点(2021年)の料金は以下のとおりでした。現在の料金については最寄りのKidsUPにご確認ください。
施設費や教材費などで変動しますが、ざっくり、「1回5,000円」というのがイメージしやすいと思います。週2回、月8回通って「4万円強/月」です。
ちなみにですが、学童なので月の第5週は休み、ということはありません。また、夏休みなどの長期休みも、お休みではなく毎週決めた曜日が通学日となります。
小学生以上は「振替が不可」です。ただしインフルエンザやコロナなどでの学級閉鎖の場合のみ、振替が可能です。
キッズアップの日のタイムスケジュール
実際に通う場合のタイムスケジュールは下記です。
➀授業終わり、小学校内の学童へ移動(14:30頃)
↓
②バスで担当者が学校までピックアップ(15:00頃)
↓
➂KidsUPへ移動、フリータイム、おやつ
↓
➃英語環境でアクティビティやワークをしながら過ごす
↓
⑤18:30終了、現地お迎えまたは一人帰り
↓
⑥(延長の場合)送りバス乗車 ※有料、原則19:30まで
キッズアップに移動後、時間があればフリータイムがあるので、できる子はその時間に学校の宿題をすることができます。ちなみに息子は一度もやってきたことはありません。
バスの利用について
KidsUPまでの通学ですが、幼稚園や小学校までマイクロバスでお迎えにきてくれます。ここは親の負担が少なくて良かったです。幼稚園や小学校へ送り出した後、18:30のお迎えまで子どもに手がかかりません。1日フリーに過ごせます。
注意したいのは幼稚園や小学校との連携です。幼稚園であれば、お迎えはキッズアップの担当者になることを担任の先生と決めた方法で事前に話しておきましょう。小学校の場合は、小学校と学校との間で児童の受け渡し方法が決まっています(すでに通っている子がいて提携していれば)。我が家の通う公立小学校の場合は、一旦子どもは学内の学童教室へ行き、担当者が迎えにきたら連れて行ってもらうスタイルで、学内の学童を利用する利用票に「下校時間0:00 キッズアップ」と記載しておけばOKでした。
私立に通うお友だちは、学校へのお迎えを学校がNGにしているため、帰宅後お母さんがキッズアップに送っていっていました。学校との連携があるかどうかは実際に利用予定のキッズアップ校に確認してみましょう。
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帰りの送りバスですが、こちらは有料となります。延長扱いとなり、原則19:30までの帰宅です。1便、2便、3便とあり、早く帰る子もいれば最終バスの子も。どの便で帰るかは選べませんでした。
息子は1年生の頃は送りバスを利用していて、通年最終バスだったので19:30過ぎに帰ってきていました。疲れていないか心配でしたが、夜でも元気いっぱいで帰ってきてくれていました。
キッズアップでの過ごし方
KidsUPでの過ごし方ですが、公式パンフレットに書かれていた内容を紹介します。入会時のものなのでもしかしたら変わっているかもしれません。
(小学生学童コースの場合、公式パンフレットより)
13:30~入室可能 <長期休みなどはこの時間から行けます、ゲームなどの自由時間>
↓
14:30 フォニックス
↓
15:00 学校終わり、KidsUP到着、宿題など
↓
15:30 おやつ、音楽を聴く
↓
16:00 アクティブラーニング(運動や工作などのアクティビティを選べる)
↓
16:40 フォニックス
↓
17:20 English Class
↓
18:05 プレゼンテーションタイム
↓
18:30 お迎え
こうしてみると、結構お勉強している時間があるような、英語力に結びついていないような。でもきっと、年齢も学校も別々な子どもたちが集まっているので、スケジュール通りに進まないことも多々あるのでは、と想像できます。
本はテキストを使って勉強していました。6つのレベルがあり、それぞれ能力別にグループが振り分けられます。レベルが上がると、やる気もアップします。
保護者へのフィードバックはある?
「うちの子、キッズアップでちゃんとやってる?」「英語力は上がっているの?」と心配になると思いますが、以下3つの方法でフィードバックがもらえました。
一つはお迎えの際に「ペアレンツリポート」と言って、当日どんなアクティビティをしたのかを、受付前の画面で写真を見せながらTeacherが解説してくれるものです。解説は英語です。自分の子が写真に写っているとちょっと嬉しいです。
2つ目は専用アプリを使ったもので、子どもたちが過ごしている様子が写真で共有されます。
3つ目は年1~2回の電話でのフィードバックです。これは日本語でスクールマネージャーから電話で聞きます。個人面談の電話版のような感じでしょうか。
キッズアップに通わせるメリット・デメリット
メリット・デメリットは当然あると思います。私が親として感じたことを挙げてみます。各校舎によっても、お子さんのタイプによっても感じ方は違うと思いますので、あくまで参考としてみてください。
キッズアップに通うメリット
- 半強制的に英語を学ぶことができる
- ネイティブな英語を聞く・話すことができる
- 送り迎えが必要なく楽、かつ移動はスタッフがついているので安心
- アクティビティが楽しい
- 学外のお友だちができる
- 年に1度のスピーチコンテストがある
放課後、子どもに予定をとられないので親としてはとても楽でした。キッズアップの日は下の子に手をかけてあげることもでき、余裕をもって過ごすことができました。お仕事されている方も、常にスタッフが一緒にいてくれるので安心して預けることができると思います。
英語の面でいうと、残念ながら劇的な効果はあまりみられませんでした。ただ、【英語の音に触れる・アルファベットを習得する・フォニックスを習得する・簡単な単語を覚える】という英語を学ぶ基礎をキッズアップで習得してくれたために、その後の英語学習がスムーズだった、というのは感じています。英語にアレルギー反応を起こす子などは、このあたりの最初のハードルがとても高いですよね。それを遊びながら、生活しながらクリアできたことは意味があったのかなと今更ながらに思います。
結局、小学校3、4年生くらいになって自宅でお留守番ができるようになると、退会していく子は多いです。<子どもの安全+英語>という気持ちで、低学年の間だけ通ってもらう、という使い方もとても賢い選択だと思いますよ。
キッズアップのデメリット
以下、私が感じたデメリットです。
- 学校のある日はそもそも滞在時間が短すぎる
- バスが複数の学校へお迎えに行くため、お迎え時間が遅い
- 料金が高い
- 英語力がなかなか身につかない、結局日本語で話してしまっていることもある
- 帰ってきてからの学校の宿題が大変
- 人見知りの子には合わない
原則、午後は13:30~施設の利用が可能なのですが、授業のある日はどうしてもスクールに到着するのが遅くなってしまいます。
我が家の場合、やめてしまった一番の理由は子どもの学年が上がり6時間授業が増え、滞在時間が短くなってしまったことでした。また、長く通うほどに慣れてきてしまい、仲の良い友だちとずっと日本語で話していたのでは?と思うことも何度かありました。
最後に、人見知りの子には難しい環境だと思います。学年も学校もバラバラ、たまたま知っている子がいても、同じ曜日の通学とは限りません。下の子(娘)も一緒に通ってくれたらな、と思い限定の体験入会に10回ほど通わせましたが、拒否反応を起こしてしまい通学することが叶いませんでした。
キッズアップは知らない子がいても、言葉がわからなくても楽しくやれるタイプの子にオススメだと思います。
シーズナルスクールは外部生でも活用できる
夏休みや春休みはシーズナルスクールを実施しています。これは外部生(=キッズアップに通っていない人)でも参加が可能です。
午前中は日によって異なるアクティビティが体験できます。夏であれば水鉄砲大会、シャボン玉などの公園でのアクティビティや、屋内での工作メニュー(ペインティング、アクアリウム製作、粘土など)も豊富です。短期のサマースクール感覚で利用できます。利用日も自分で指定可能です。
午後はキッズアップ通塾生と一緒に校舎で過ごすのがメインとなります。
KidsUPに通ってみようかな、と検討している方は、まずはシーズナルスクールを体験してみることをおすすめします。
まとめ
まとめると、KidsUP(キッズアップ)は英語の民間学童です。英語環境下で、子どもが放課後安心して過ごすことのできる民間の施設です。
低学年のうちに英語の基礎を身につけたい子
夜までの預かり先を探している方
働いているお母さんや、子どもを預けたい方、預ける間に英語を勉強してほしい方にかなり人気です。
2年間通った息子はというと、キッズアップに行っている間は楽しかったようです!知らない子の中でもやっていける性格ですし、わからないことは日本語禁止にも関わらず日本語できいてしまう子なので、それが良かったのだと思います。校舎の中でボール遊びをして体を動かすこともできたようです。違う学校や学年の子と一緒に過ごす良い経験ともなりました。スタッフの方も、通っていた校舎では皆フレンドリーで明るく気持ちよく接していただけました。今でも、「もう少し頑張ってみれば良かったな~」と言うことがあります。
検討されている方は、まずは無料体験会に参加してみましょう。雰囲気や通学にあたっての疑問点を直接聞くことができますよ↓
どなたかの参考になれば幸いです。