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今回読んだ本はメリンダ・ウェナー・モイヤー著『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』です。
著者について
著者はメリンダ・ウェナー・モイヤーさんです。『ニューヨーク・タイムズ』紙にも多数の記事を寄稿している科学ジャーナリストの方。
自身も一男一女のお子さんがおり、時折出てくる自身の子育て体験談もとても参考になります。
内容
内容については、目次を見ていただいた方が早いと思います。テーマがいくつかあり、それについて著者が論文や本で調べたり、実際に子育てをしていて困った場面で有効だったことが書かれています。
科学的な論文に基づくアドバイスも多く、説得力があります。
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<目次>
PART I 〝よい性質〞のはぐくみ方
1 わがままについて
2 やる気について
3 いじめについて
4 嘘・汚い言葉について
5 性差別について
6 自己肯定感について
PARTⅡ よくある困った場面での対処法
7 悪いことをしたとき
8 きょうだいゲンカについて
9 ネット・スマホとのつきあい方
10 性教育・アダルトコンテンツについて
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パート1の大きなテーマは「良い性質の育み方」となっています。翻訳なので少し難しい言葉になっていますが、性格がよく、思いやりがあって、何事にもやる気をもって取り組む子どもになってほしい、そうなるためには親がどうサポートすべきか、といったことですね。
- 相手を思いやる気持ちを育てること。
- 能力を高めることよりも、努力できる子にすること。
- 嘘や汚い言葉を使わない子にするには感情を言語化して教えること。
- 性差についてきちんと教えること。
- 無条件の愛が自己肯定感を育てること。
親がこうした知識をもって子どもと接することができれば、子どもも親ももっと楽に生きることができるのではないでしょうか。もっと早く知りたかったことばかりです。
感想
私が気になったところは2点あります。1つは思いやりのある子どもに育てるメリットです。
「他人にやさしく思いやりのある人の方が、幸福度が高い」
「5歳の頃にやさしく思いやりがあった子のほうが、大人になってからの収入が高い」
「勉強ができることよりも思いやりのある子に育てたい」、と思う親は多いそうです。これは私も同感です。お友だちに優しく接する息子を見ると(息子は育て方というよりも、生まれつき優しいのです)、この子はこの子のもつ優しさで周りを助け、助けられ生きていくことができるんだろうなと感じます。
他人への寛大さ。思いやりの心。
それはまず、身近な親から学ぶことが多いのではないでしょうか。親になって、以前にも増して言葉や行動に気を付けるようになりましたし、これからも気を付けたいと思います。
もう1つが「タイムアウト法」という叱り方です。あまり日本的ではないな(?)と思い印象に残りました。
「タイムアウト法」とは、子どもが悪いことをしたときに、子どものそのとき興味のあるものを一定時間関われない状態にする叱り方です。よく海外ドラマや映画で子どもが叱られると部屋にこもるよう言われる場面がありますが、それと似ていますね。
「タイムアウト法」は、子どもが悪いことを悪いとわかっていてやっていて、注意してもその行為を辞めなかった場合に使うと良いそうです。
子どもが何度言っても行動を正さない等、叱り方で悩んでいる場合にはタイムアウト法を試してみるのも良いでしょう。
今回読んだ本はメリンダ・ウェナー・モイヤー著『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』でした。
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