台風発生!避難するまでに準備することまとめ。実際に後悔したこと、やってよかったこと。

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毎年、台風にはヒヤヒヤしますよね。直撃するかと思えばそれてくれたり、予想通り上陸し甚大な被害をもたらしたり…

昔と比べ、被害が拡大傾向にあるように思います。

実際、筆者も2019年に自宅が浸水しています。そのときの体験談は別記事でも書いています。

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今回は台風で避難するときに、自宅で何の準備をすれば良いのかをまとめてみました。台風が迫ってくる前に、確認してみてくださいね。

台風前にしておくべきこと3つ

<1>自宅の自然災害ハザードマップを確認しておく

まずですが、自宅周辺のハザードマップは必ず確認しておきましょう。ハザードマップとは、

「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図(国土交通省 国土地理院HPより)

のことです。大抵の場合、市区町村で配布しています。

もしくは、国土交通省のハザードマップポータルサイト等で確認することができます。

ハザードマップ

ハザードマップには大きく8つの種類があります。「洪水」「内水」「高潮」「火山」「津波」「土砂災害」「ため池」「震度被害」の8つです。

自分の住んでいる地域の特徴から、どのような災害に弱いのかを考えてみましょう。海に近い、川に近い、土砂災害の可能性があるのはわかりやすいですが、「内水」と言って、下水道の処理能力が低く浸水する場合もあります。確認してみましょう。

<2>どこへ避難するかを決めておく

次に、避難場所をあらかじめ想定しておきましょう。

<避難場所の例>

  • 行政の指定する避難場所
  • 実家、親戚の家
  • 頼れる友人宅、等

避難場所

避難場所を想定したら、家族で共有しておきましょう。また、避難場所によって準備するものも違ってきます。実家や親せきの家であれば、例えば食料品等はあまり必要がないでしょう。

また、避難場所は災害の内容によっても異なってくると思います。「震災」「火事」「台風」「浸水」「火山の噴火」など、想定しうる天災ごとに考えておくと良いと思います。

ペットがいる場合は、さらによく検討する必要がありそうです。実際に避難先で困ったという声を聞いたのが犬や猫などのペットです。「小学校に犬を連れて避難したものの、体育館や建物には入れてもらえず、下駄箱で過ごすことになった」という体験談も聞こえました。寒かったり、暑かったりした場合にはさらに辛いですよね。ペットがいる方は事前に預かってもらえる友人や施設を検討できると良いでしょう。

<3>家の周りの掃除

➀側溝の掃除

ゴミや泥で詰まっていると、雨水が流れてくれません。日頃からこまめに掃除をしておきましょう。ベランダの排水溝も同様です。

➁家のまわりの置物や植木鉢などを片付ける

鉢植え

家の周りやベランダの鉢植え、置物などは片付けておきましょう。ラティスフェンスなどは強めに紐でしばっておくか、可能であれば撤去しておきましょう。

自転車も可能であれば家の中に入れられると良いですね。

台風当日に、浸水しそうになったら

上記では台風の前日までにしておくことをまとめてみましたが、次は台風当日に浸水するかもしれない!となったときに自宅で気をつけることを書いてみたいと思います。

<1>モノを2階にあげる

もし浸水してしまった場合にどの程度まで浸水するかは誰にもわかりませんが、それでも可能な限り2階にモノを上げておきましょう。家具や敷布団、大切な思い出の品などは上へ避難させておけば無事で済むかもしれません。より多くのモノを浸水から守ることができれば、災害ゴミを減らすことにもつながります。

<2>停電に備える

停電に備えてライトや電池の備蓄を用意しておきましょう。また、携帯電話は予め充電しておきましょう。

<3>水のうで逆流対策

浸水する場合の水は、玄関から入ってくるだけではありません。下水が逆流し、トイレや流し台、風呂の排水溝などから水があふれてくる恐れがあります。

対策としては、水のうを使って排水口をふさぎましょう。水のうはビニール袋を2重にし、中に水を入れてつくることができますよ。

<4>床下換気口を塞ぐ

床下換気口を塞ぐのも有効かと思います。我が家の場合、床下換気口から水が床下へと入り、洗面所の床下収納兼床下点検口から水が噴水のようにあふれ浸水したようでした(当時家にいなかったのでわかりませんが、床下収納は外れていました)。床下換気口はビニールなどで塞ぐことができそうです。予め家の構造を確認しておくと良いですね。

<5>貴重品をまとめる

避難に備えて、貴重品(現金、保険証、運転免許証など)をまとめておきましょう。災害時には空き巣も心配です。できる限りの対策をしておきましょう。

<6>その他、避難に必要なものをまとめる

避難に備え、非常食や飲み物、防寒具を用意してまとめておきましょう。

たくさんの持ち物をリストアップしているサイトも多く、何をもっていくべきか迷うかもしれません。私はこちらのりそな銀行のサイトがわかりやすかったです。

持ち出し袋

避難に必要なものの数や種類は、どの地域に住んでいるかにもよると思います。例えば都内に住んでいる場合、食べ物や水の供給にすぐに困ることはなさそうです。地方や物流が難しい場所では食料や飲水に困ることがあるかもしれません。ケースバイケースです。

避難するときの注意

「警戒レベル4」までに「全員避難」です。高齢者や乳幼児がいる場合には、警戒レベル4が出る前に避難しておきましょう。

避難するときはブレーカーを切る

避難するときはブレーカーを切っておきましょう。

また、電気器具は水が苦手です。電気器具に水がかかると漏電や火災の原因となりますので、可能な限り水に浸からないようにすると良いです。避難するときは電気器具のプラグもコンセントから抜いておきましょう。

自宅の玄関が電子錠の方は注意

これは体験談なのですが、我が家の玄関はカードキーで鍵が開くタイプの電子錠を利用しています。一度停電すると再度通電しても鍵が開かない仕組みになっているため、夜中に停電した我が家に、翌日入ることができませんでした。

物理キーを持ち出しておけばよかったのですが、当時は何も考えておらず、ドアも開かずシャッターもしめてきてしまったため、仕方なく鍵の救急車を呼び、2~3時間ほどかかってようやく家に入ることができたという苦い思い出があります。費用も数万円ほどかかってしまいましたし、壊した鍵を直すのにもお金がかかってしまったので、電子錠の方は避難する際に必ず鍵を持ち出しましょう。

余談:電動自転車はどうする?

電動自転車は高価なので、できれば浸水被害から守りたいですよね。我が家は電池はつけたまま、玄関に入れて避難しました。結局水に浸かってしまったのですが、電池を外さなかったのが良かったのか、壊れずに済みました。

電池を外した状態で浸水した方はその電動自転車が使えなくなったそうで、電池は外さない方がいいのかもしれないです。ただし根拠はないので、、体験談の一つとして書いておきます。

保険に入っておこう!

我が家は浸水後リフォームをしましたが、リフォーム費用、失われた家財を合わせると一千万を超えました。保険がなかったら、、と思うとゾッとします。

浸水する可能性のある地域にお住まいの場合、「火災保険」に入っておくことがマストです。

浸水の補償をしてくれる保険は「火災保険の水災補償」です。水災補償とは、台風や暴風雨で発生する洪水(こうずい)、高潮(たかしお)、土砂崩れの災害補償のこと。全ての洪水や土砂崩れを補償するわけではなく、建物が床上浸水以上となった場合など、所定条件を満たす必要があります。

 

水災補償について詳しく知りたい方はこちらの外部リンクも参考にしてみてくださいね。

火災保険をまとめて比較したい場合は下記バナーから無料見積もりができますので試してみてください。新築で新たに保険に加入する場合も、すでに火災保険に入っているが補償内容や支払い金額を見直ししたい方もどちらもOKです。

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まとめ

地球の気候はどんどん変化しています。温暖化も進んでいますし、かつてない天災が起こることも多くなっています。

上で書いたとおり、私も台風のために自宅が浸水するという思いがけない被害にあったことがあります。ですが、私が住んでいる地域が浸水したのははじめてのことだったようです。長く住んでらっしゃる方が「70年住んでいて、こんなことははじめてだ」とおっしゃっていたのが印象的でした。

「過去に例がないから起こるはずがない」ということはなく、過去に例がないことも起こりえるようになってきています。慢心せず、準備しておくに越したことはありませんね。

参考になれば幸いです。

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