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今回読んだ本は大野正人著『失敗図鑑です。子ども向けの本ですが、大人が読んでも面白いと思います。 』
私はAmazon Audibleで聴きました。手軽に読めるのでおすすめです。はじめて利用する方なら、1か月無料で体験できます。
読んだ本はこちら↓
この本で紹介されている偉人たち
この本で紹介されている偉人たちは以下のとおりです。大人であれば、知っている人物ばかりですね。
- ライト兄弟
- 二宮尊徳
- ココ・シャネル
- サルヴァドール・ダリ
- ベイブルース
- 夏目漱石
- フロイト
- 与謝野晶子
- ベートーヴェン
- スティーブ・ジョブズ
- 手塚治虫
- アインシュタイン
- オードリー・ヘプバーン
- 孔子(こうし)
- ノーベル
- ドストエフスキー
- ピカソ
- 黒澤明
- チャールズ・ダーウィン
- 野口英世
- マッカーサー
- ウォルト・ディズニー
- カーネル・サンダーズ
失敗から学ぶ
本では偉人たちのささいな失敗から、大きな失敗まで取り上げられていますが、読んでいる読者向けに、失敗から学んでほしい教訓を訴えてくれています。
読者が子どもなら、あの偉人だってこんな失敗をしたんだ、だから僕/私も失敗を恐れず頑張ろう!という気持ちになってくれると思います。
また、大人が読んでも、今まさに悩んでいることへの解決のヒントがみつかるように思います。
私が本書を読んで一番心に残ったのは、二宮尊徳のお話です。二宮金次郎像については知っていましたが、具体的に何をした人なのかは良く知りませんでした。
二宮尊徳は、江戸時代後期に農村復興をした人物です。最終的に救った村は600にのぼるとも言われています。二宮尊徳の失敗は、「逃げ出したこと」として紹介されています。ある村の復興を行っていたときのこと、人々の反発に遭い、復興がなかなか進みませんでした。二宮尊徳は、自信を失い、村から逃げ出してしまいます。一旦実家に帰り、温泉旅行に出かけ、さらには断食修行を行ったそうです。そこで、善と悪、好き・嫌い、そんなものは存在しない。嫌いという気持ちが相手に伝われば嫌いになる、ということを悟ったのだそうです。
その後、二宮尊徳は村に戻り、自分を嫌っていた人々と今まで何もなかったのかのように普通に話しはじめたそうです。そうした二宮の態度を見て、人々も変わっていき、見事農村復興を成功させました。
嫌いな人や、苦手な人を「苦手だな」と思いながら会話したり、避けてしまうこと、私はよくやってしまっていたな、と気がつきました。そうした気持ちは、相手に意図せず伝わってしまうものです。また、最近読んだ漫画の登場人物の「偶然会って会いたくないなと思う人をつくらないようにしている」という言葉にもかなりドキッとさせられました。
歳を重ねるほど、人間関係って難しいなと実感しています。常にフラットでいられたらいいなと思いました。
子育てへの活かし方
親になると、子どもにあれもこれもできるようになって欲しいと願ってしまうものですよね。ですが、最近のトレンドとして、子どものできること・得意なことを伸ばしてあげる。できないことや嫌いなことはやらせなくても良い、という方向にシフトしてきているように思います。
偉人たちの人生を見ると、子どもの頃は学校に適応できなかったり、変わった考え方をしていたり。そんな彼らが自分の好きを突き詰めた結果、「偉人」と呼ばれるまでの人物になっているように思いました。
偉人には、幼い頃は貧しかった、という方もとても多いです。貧しくても成功することはできる。失敗しても人生は何度でもやり直せる。最後に紹介されていたカーネル・サンダースの人生は正にそんな失敗の繰り返しのような人生でした。
「失敗してもいいんだよ、自分の好きなことを精一杯頑張ってね」、この本で伝えたいことは、こんなメッセージだったのではないかと感じました。
ぜひお子さんと読んでみてくださいね。
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