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今回読んだ本はDaiGo著『子育ては心理学でラクになる~1日3分!子どものやる気・将来育成術』です。メンタリストDaiGoさんの著書です。
私はAmazon Kindle Unlimitedで読みました。Kindle UnlimitedはAmazonの本の定額制読み放題サービスです。雑誌も対象です!読書の習慣付けにもおすすめですよ。
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著者について
著者はメンタリストDaiGoさんです。英国のメンタリズムを初めて日本に紹介し、テレビにもよく出演されているので知っている方も多いでしょう。
この本を読むのがおすすめの人
本書は以下のような方にオススメだと感じました。
- 育児にストレスを感じている人
- 子どもとの向き合い方に困っている人
- 子どもに集中力がなく困っている人
- 子どもの将来をについて悩んでいる人
子育てはイライラするもの?
育児は普通にやると辛いものと感じる人が多いのではないでしょうか。仕事であればやった分だけ成果として返ってきますが、育児は自分でコントロールできる部分が少ないです。育児は自分の思う通りになんて、絶対になりません。なので、思考の転換が必要です。子育て中でもできるだけイライラしない方法を自分で探っていくしかありません。
その方法の1つが「ウィルパワー」だといいます。「ウィルパワー」は簡単に言うと意志の力です。「自分をコントロールする力」です。(「ウィルパワー」については後述します。)
意志の力が使えるようになることで、自分の感情をコントロールすることができる。そうすると、自分の思い通りにいかないことがあっても、イライラしなくなります。
私も、これには身に覚えがあります。どうやっても言うことを聞いてくれないイヤイヤ期。用意した食べ物もお洋服も拒否される毎日。日が暮れるまで公園で過ごした日々。そして何も手伝ってくれない夫…。子育てに起因するイライラが溜まって爆発してしまったり、なぜか涙が溢れてしまうことは誰にでもあると思います。
私がその後、子育てに関するイライラを手放せた(と思っている)要因はいくつかあります。1つは「他人を変えることはできない」のだと悟ったこと。他人は変わらないことを受け入れるのもウィルパワー、「やる力」によるものだそうです。他人が変わらないからイライラするのは無駄なことです。他の条件は変わらないものとして、その上で自分が何ができるのかを考えるようになりました。
もう1つは「どんなお母さんになりたいかを真剣に考えたこと」です。幼稚園にはいろいろなタイプのお母さんがいました。子どもを怒ってばかりのお母さん、すべて受け入れて怒らないお母さん、受け入れるけれど叱るべきときはきちんと叱るお母さん。そして、子どもをコントロールしたいお母さんの方が、イライラしていることが多いように感じました。なら子どもが自分の思い通りにならなくてもあまり叱らず、お互いストレスフリーで育児をする方がよっぽど良いのではないか?と気がついたのです。もちろん、人に迷惑をかけたときや危ないときは本気で叱るのが条件ですが。
理想の親像については別記事で書いているので参考にしてみてください↓
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子どもへの声掛け7つ
本書では、子どもへの7つの声掛けも紹介されています。親になると、子どもだったときのことを忘れてしまいがちですが、自分が子どもだったときに親に言われたかったことを思い出してみると子どもとうまく関われるようになりますよ。
- 「どうしたの?」
- 「なぜ?」
- 「どうする?」
- 「わかるよ」
- 「そうだね」
- 「すごいね!」
- 「ありがとう」「ごめんなさい」
子どもが欲しいのは「共感」です。命令ではありません。子どもの気持ちを受け止め、どうしたいのかを聞き、言い分を認めてあげる。この7つの言葉にはそんなメッセージがすべて表れていると感じました。
子育てに重要な「ウィルパワー」とは?
やる力・やらない力・望む力
子育てのイライラをなくす「ウィルパワー」。DaiGoさんによれば、「ウィルパワー」とは具体的に以下の3つの力のことだといいます。
- やる力
- やらない力
- 望む力
例えばですが、大人に当てはめてみると、やるべき仕事や家事をするのが「やる力」、ダラダラとテレビを観ないのが「やらない力」、目標を立てることが「望む力」です。
子どもに当てはめた場合は、誘惑に負けず勉強することは「やる力」、ゲームや動画を我慢することは「やらない力」、将来の夢に向かって努力することは「望む力」です。
こうしてみると、子どもにこそ身につけさせたい能力ですよね。ですが、この3つの力はまずは大人が身につけるべきだといいます。というのも、「考え方、習慣、肥満、これらは全て親から子どもへ感染する」からだそうです。意志の強い子どもに育てたいと思うのなら、まずは自分から。親も意志の力を身につけてしまえば些細なことでイライラもしなくなりますし、時間を無駄にすることなく、目標に向かって努力することができるようになります。そして、そのお手本を見て子どもも育つことになります。
「ウィルパワー」の高め方
ぜひ身につけたい「ウィルパワー」ですが、その高め方についてもいくつか紹介されています。一例を言うと、DaiGoさんは「瞑想」を進めています。
近年では「マインドフルネス」や「瞑想」など、心理学の言葉を耳にする機会が増えました。私もアプリを使って瞑想をすることがあります。私が使っているのはAwarefyというアプリです。無料でも使えますので、ぜひ利用してみてほしいです。ご自身のメンタルケアにもおすすめですよ。
「認知行動療法」という心理学の療法を用いて、毎日により添い気づきを増やす AIメンタルパートナーアプリ”Awarefy”。ストレスから体の不調が出やすい方に、ぜひ使ってみてほしいアプリです。 Awarefyは無料で[…]
まとめ&感想
以上、簡単ですがDaiGo著『子育ては心理学でラクになる~1日3分!子どものやる気・将来育成術』を読んだ感想を書いてみました。サクッと読める本ですので、育児のイライラに悩む方に特におすすめの内容となっています。
子どもは自分とは違う人間です。考え方も得意としていることも異なります。子どもの個性を認めて会話をはじめると、育児はとても楽しいものになります。子どもとの関係をよりよくしたい!と思う方はぜひ本書を手にとって読んでみてください。
私はAmazon Kindle Unlimitedで読みました。Kindle UnlimitedはAmazonの本の定額制読み放題サービスです。雑誌も対象です!読書の習慣付けにもおすすめですよ。
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お読みいただきありがとうございました。
他にも育児書のレビューを書いています。
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