貨幣博物館は入場無料!子どもも楽しめる体験コーナー&スタンプたくさんで大満足。自由研究にも◎

アイキャッチ 貨幣博物館

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夏休みを利用して、子どもたちと貨幣博物館へ行ってきました。丁度今年(2024年)の7月に新貨幣が登場したばかり。あまり乗り気ではなかった子どもたちですが、新しいお札のことが知れるなら…と少し興味をもって一緒に行ってくれました。

展示内容に退屈しないかな…?と少し心配でしたが、体験コーナーやスタンプコーナーが充実していて子どもたちはそちらに夢中でした。都心に出ることがほとんどないので、三越前や日本橋周辺の雰囲気を知る良い体験ともなりましたよ。

今回は貨幣博物館の子どもが楽しめる仕掛けについてレポートしてみたいと思います。お子さんの自由研究にも!

貨幣博物館へのアクセス

貨幣博物館の正式名称は「日本銀行金融研究所貨幣博物館」。古貨幣収集家・研究家であった田中啓文氏(1884~1956年)が収集した銭幣館コレクションを中核として展示が開始されました。貨幣および貨幣に関する歴史的、文化的な資料を収集・保存し、それらの調査研究を進めつつ、広く一般に公開することを目的としています。

貨幣博物館入口

貨幣博物館の最寄り駅は三越前駅または日本橋駅です。目の前には日本銀行本店もあり、厳かな雰囲気が漂っています。

入館は無料です。

貨幣博物館の見学の方法

展示室は2階部分のみ

展示室は2階部分のみとなっています。1部室のみの小さいスペースですが、古代~近代の貨幣の歴史を知ることができる充実した内容となっています。お子さんの自由研究にも良さそうですね。

貨幣博物館の入館は無料ですが、1階の入り口で受付票に記入→手荷物検査後が必要となります。その後、2階にある展示室へと向かいます。

1階にはロッカーがありますので、必要があればそちらに荷物を入れることができます。

展示室内は飲食禁止のため、水分補給は展示室の外でお願いします、とのことでした。また、展示室内は撮影も禁止です(当ブログで撮影したものは展示室外です)。

音声ガイドは、自身のスマホからイヤホンで聴くことができるそうです。音声ガイドを利用したい方は自分のイヤホンを持参しましょう。

学習ツール

貨幣博物館の公式サイトに、学習ツールがアップされていますので必要に応じて印刷して持っていきましょう。夏休み期間中は館内で配布があって助かりました。

こちらから印刷できます↓

→小学校低学年用学習ツール

配布されたのはこちらです↓

お金タイムトラベル

問題の答えは館内の展示内容から見つけることができます。クイズ形式にすると、記憶にも残りやすいですよね。子どもと一緒に話をしながら展示をまわりました。

子どもも楽しめる貨幣博物館の体験コーナー

展示室外の撮影スポット

階段で2階に登った突き当りに、フラッシュ撮影をすると新しいお札が写真に写る仕掛けがありました(うまく伝えられてます?)。お札の部分、肉眼では黒く塗りつぶされています↓

フラッシュ

少し進むとお土産屋さんの前がこちらも撮影コーナーになっています。

貨幣博物館撮影スポット

体験コーナー

展示室内には体験コーナーがいくつかあります。銭銭の重さを実際に持ち上げて体感できる展示や、絵双六の展示、ライトを当てて最新の偽造防止技術を見ることができる展示など。大判の重さを体験できるものもありました。息子は偽造防止技術が気になって何度も見ていました。

特に最新の5千円札が気に入ったようでした。世界初採用の3Dホログラムになっていて、ライトの当たり方によって津田梅子の顔が左右に動くように見えます↓

世界各国のお金の展示もあり、機械を操作すると見れるようになっていました。「ユーロとセントの違いって何?」と聞かれたので「日本でいうお札とコインだよ」と答えました。世界の通貨の違いに着目するのも面白そうです。

実際に触ったり、実物を見ることで子どもたちの興味を引き出すことができたと思いました。

スタンプ

展示室内、スタンプ台の下に紙があり、それをとってスタンプを押すことで資料が完成するようになっていました。娘がスタンプ好きなので、「すべて集めるぞ!」とスタンプ台のある机をくまなく探していました。

スタンプ

展示の写真撮影はNGですが、こうして資料が手元に残ると助かりますよね。5円玉に似た銭から金・銀、お札へ移行してきた歴史を振り返ることもできます。

ビデオ上映

展示室入口の前にビデオ上映スペースがあり、5~10分程度の短い動画が上映されていました。展示を見る前でも後でも、どちらでも楽しめる内容になっていましたよ。展示を見るのが難しいお子さんにはこちらのビデオから入るとわかりやすいかもしれません。

貨幣博物館ビデオ上映スペース

WEB上の学習ツール「おうちミュージアム」

貨幣博物館公式サイト上のカヘイハクでまなぶーおうちミュージアムでは、お子さん向け(大人も楽しめます!)に塗り絵や工作アイデア、クイズを紹介しています。オンライン展示もあって、お家でゆっくり見ることもできますね。

テーマごとにまとまった資料もあり、夏休みの自由研究にもおすすめです。「昔の「1文」や「1両」は今のお金にするといくらの価値があるの?」とか「1両で何が買えるの?」「昔は両替をどうしていたの?」「お札の絵や人物はどうやって決まるの?」などなど、1つ1つ深堀すれば立派な自由研究になりそうです。

 

子どもたちの感想

子どもたちに、貨幣博物館へ行った感想を聞いてみました。

息子は江戸時代の大判の展示が好きだったようです。「数百枚(千枚?)の銭が、あんな薄い金の大判1枚の価値があるとは驚いた!」とのことでした。これは実際に比べる展示があって、それを見ての感想です。実際に見ると迫力がありました。

娘も同じく金の大判が気になったようです。昔話に「小判ざっくざく」のような表現はよく出てきますが、「小判」と「大判」の大きさの違いははじめて知りました。実際にこの目で見たのもはじめてでした。大判の重さを体感できる体験コーナーがあったのですが、「思ったより軽い!」と娘は驚いていました。

私(母)も、展示の中で金が一番気になりました(俗物的ですみません!)。また、昔のお金のデザインが素敵でうっとりしてしまいました。一文金、二朱金の模様の綺麗さ、昔の紙幣のデザインなど、本当に素敵でした。

お金の歴史と、デザインと、お金を使う人間社会の知恵。展示自体はコンパクトですが、たくさんのことを学べた貨幣博物館でした。

まとめ

以上、子どもと学べて楽しめる貨幣博物館についてまとめてみました。お子さんの自由研究や、博物館めぐりにぜひ利用してみてくださいね。

お読みいただきありがとうございました!

 

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