Z会中学受験コース「定着度テスト」って何?受講していない教科のテストも受けられる?

定着度テスト アイキャッチ

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息子が小3の終わりからZ会の中学受験コースをはじめて、もう半年になります。時間の流れは早いです><。

毎月なんとか教材を終わらせることができているものの、理科・社会の暗記物は後回しにしていたり、算数の公式を覚えたと思ったら後日忘れてしまったり。進んでいるような、進んでいないような感じです。とはいえ、気がつけば半年分の学習をしているわけで。ここまで学習した内容は身についているかな?というテストが「定着度テスト」です。

今回、はじめて「定着度テスト」を受けてみましたので、その内容と感想について書いてみたいと思います。

 

Z会中学受験コースの定着度テストとは?

いままでのおさらい・確認を目的としたテストです

Z会中学受験コース「定着度テスト」とは、「これまで中学受験コースで学習してきた内容についてどれだけ理解できているのかを確認するためのテスト」です。

Z会の中学受験コースは国語・算数は小3から、理科・社会は小3の2月スタートです。8月のこのテスト時は小3の2月スタートを基準にすると開始から約半年経過していますので、当然出題範囲も広いです。出題された内容については、下記にもう少し詳しく書いてみたいと思います。

テストの成績表には各教科の平均点や順位、難易度別の得点率のほか、偏差値や志望校別成績も表示されるようです。

実施時期は8月と1月

小学4年生では、半年に1度定着度テストがあるそうです。8月と1月が実施月となります。

それ以外は外部の模試を受けるよう、お知らせがきていました。日能研や四谷大塚などですね。Z会単体では母数が少ないことが予想されるので、大手の模試を受けることで自分の順位が客観的に見えてきそうです。

当日の時間割は?

当日の時間割は冊子の最初のページに記載がありました。4教科受験で9:00~12:00までの3時間です。

定着度テスト時間割

 

「定着度テスト」のための事前準備は?

①これまでの復習をしておく

当日までに「定着度テスト」教科別の事前対策についてを話をしてくれている動画のURLがお知らせで届いていたので、まずはそれを子どもと観ました。各教科4分くらいの動画です。出題範囲やテストを受けるに当たって気を付けるべきことが語られていました。

内容としては、簡単ですが以下のとおり。

  • 開始後すぐに取り組むのではなく、まずテストの内容をざっと最後まで確認する
  • 漢字や計算問題など、確実に得点したいものは先に取り組む
  • 時間配分に気を付ける
  • 今まで習ったものを復習しておく(+範囲の説明)

結局、「全部復習しないとダメじゃん!」ということで過去のテキストをひっぱりだしてきましたが、息子氏の字が汚すぎて大事な部分は読めず。「間違えた問題も復習しておくとよいですね」と言われたのに何が間違えていたのかもわからず。。

日頃からテキストは綺麗に書いて残しておく、毎回の練習問題は赤ペンで丁寧に修正を入れておくなどの対応をしておくと良いことに気がつきました。

次から頑張りたいと思います。

志望校を入力しておく

もう1つ、事前準備としては志望校の入力が必要です。テスト結果に志望校ごとの順位などを出してくれるそうです。志望校の入力はZ会My Pageから可能です。

志望校

いざ!本番のテストに取り組む

8月は夏休み中だったため、毎日9時近くまで寝ていた息子ですが、明日は「早く起きようね」と声をかけておきました。起こすと「嫌だー!」と言っていたものの、意外とすんなり起きて朝食を食べてくれました。復習が終わらなかった理科の単元もテキストを差し出すと読んでいました。

当日朝の様子

以下、当日の様子を書いてみます。

1時間目:算数

息子はこうした試験が学校以外でははじめてだったので、はじめに「テスト全体をざっと見て、どれくらい問題数があるかはじめに見ておくんだよ~!」と声をかけました。すると全ての問題を見てフリーズすること数分間。流石にイライラしてきて「とりあえず取り組むことをおすすめしますよ」と言ったらやっと手を動かしはじめました。。

大人はこれまでに何度もテストを受けてきているので、全体の問題数やかかりそうな時間を予想して各問題ごとの時間を割り振ることができるようになっていますが、小学生にとっては時間の管理は案外難しいことなのかも?とはじめて思いました。

それでもどんどん進んでいって、わからない問題は飛ばしていくと時間が余りました。「終わった~」と言っていたので見直し&わからない問題は最後まで諦めずに解いてみるよう伝えました。

問題数としてはそんなに多くなかった印象です。大半の子は時間内に終わらせることができるでしょう。

あとで見直しをしたところ、息子は計算を間違え惜しいところでいくつも点を落としていました。見直しをしっかりしましょう。

算数

2時間目:理科

理科はとにかく範囲が広いです。光の反射、植物の成長、臓器、動物、天体、地層と範囲も広いですし、問題数も多かったです。ほとんどが選択問題なので、ざっと進めてとりあえず記号を記入するとよいかもしれません。

とりあえず選択記号を書けばよいので、息子は大人しく問題を解いていました。記述問題だったら「わからない」を連発していたと思います。。

3時間目:社会

少しづつ集中力が切れてくる頃です。社会も出題範囲が広く、これまで習った地図と日本の地理(都道府県)、世界地図などがメインでした。

都道府県は特別マニアックな問題が出題されるといったこともなく、基本中の基本を聞かれている感じでした。それでも覚えることが多いので、普段から少しずつ暗記もしておけば良かった、、と思いました。

4時間目:国語

最後が国語です。息子は国語が一番大変でした。

内容としては【文章読解2問】+【文の成り立ち問題】+【漢字】でした。文章読解用の文章は息子には難しかったようで、答案を見た限りでは書かれている内容をほとんど理解をしていませんでした。一度読んで背景や人間関係がわからない文章の読解テクニックを身につける必要があるな、と感じました。

書かれている文章の内容が理解できない=問題すべてが解けない、となってしまうので、一緒に見直しをしたときはほとんど得点できておらず辛かったです(母が)。。

漢字や文の構造のところでは確実に得点しておきたいですね。漢字も苦手なのでほとんど間違えていました。。

テストを受けてみた感想

息子の感想

午前中いっぱいを定着度テストに費やしたわけですが、息子はどう感じたのか聞いてみました。

「最初3時間と聞いたときはいやだ!となったけれど、問題を解いていたらあっという間だった」

「最後は集中力が途切れて早く終わらせたかった」

「もっとテストの見直しをすれば良かった」

と言っていました。自己採点の結果、かなりひどい結果だったと思うのですが、それについてはあまりショックを受けていないようでした。理科や社会でわからなかったところもあまり気にならないようでした。。

母の感想

最後に、母の感想です。試験中は息子の邪魔をしないように、でも別の部屋へ行くと集中が切れてしまいそうなので一人にはしないように、まるで試験監督のように近くに座って見守りました。口を出したい気持ちをグッと抑えながら。

息子がイヤイヤながらも長丁場のテストを受けてくれたこともわかっています。そこは存分に褒めてあげたい。けれど、テストはお世辞にもできたね!といえるような内容ではなく、かなり焦り(と同時に怒りが)湧いた試験でした。

半年間、たくさんのことを勉強してきたので忘れてしまったことや、わかったつもりだったけれど定着していないこともたくさんあるのだと思います。この時点で苦手な単位を知れたのは良かったと思います。

あとは息子の「くやしい!もっと点をとりたい!」という気持ちをどう引き出せばよいのかが課題だと感じました。性格もあるのだと思いますが。。「やればできる」ということを根気強く言い続けていくしかないのかなと思います。

まとめ

以上、Z会中学受験コースの「定着度テスト」についてまとめてみました。

中学受験をするのにZ会だけで本当にいいの!?と私も未だに思っていますが、教材としては不足なしで、あとは家庭でどれだけ支援できるかのように思います。塾に通っても結局親のサポートはあるので、家で自分のペースでできるのはありがたいと思っています。

Z会ではないですが、家庭学習メインで開成に合格した開成ぎん太さんの著作もとても参考になります↓

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