「マグナとふしぎの少女」完全無料英語アプリの体験談!子どもたちが半年間使ってみた感想。AI英語

アイキャッチ マグナ

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去年から子どもたちが利用をはじめた完全無料英語アプリ「マグナとふしぎの少女」。冬休みにインストールしたら子どもたちがハマりにハマり、毎日上限時間いっぱいに見るほど好きでした(今は落ち着いています)。

英語アプリにハマるなんて、親としては嬉しい限りですよね。

でもぱっと見た感じは「本当に英語の勉強してるの?」というのが最初の私の感想でした。

ここでは「マグナとふしぎの少女」の概要、特徴、メリットを紹介するとともに、「もう少しこうだったらいいな…!」という部分を私なりに書いてみたいと思います。

利用は完全無料!おうちに子どもが使えるiPadなどの端末があればぜひインストールしてみてくださいね。第16回日本e-Learning大賞 特別部門 「AI・人工知能特別部門賞」を受賞しているそうです。

アプリは各種アプリストアからダウンロード可能です。

タイトル画面

英語学習アプリ「マグナとふしぎの少女」とは?

アプリの概要

「マグナとふしぎの少女」は簡単にいうと、英語のリスニング&発音学習アプリです。すでに約10万人のユーザーに利用されているそうです!我が家の通う小学校では導入されていませんが、多くの教育機関で導入実績があるそうです。利用料は完全無料化されました。

  • アプリ: App StoreまたはGoogle Play
  • 対象年齢: 10歳~大人まで
  • プレイ時間制限: あり
  • 料金: 無料
  • 学べる単語数: 2,800個の英単語(高校卒業レベル相当)

対象年齢は10歳前後~とされていますが、小学生でストーリーの内容がある程度わかる子であれば利用できると思います。実際、娘は7歳ですが楽しんで利用していますし、年齢が低すぎて合わないということは今のところないです。

「マグナとふしぎの少女」はこんな人におススメ!

「マグナとふしぎの少女」は英語アプリの中でも少し特殊なアプリです。単純に単語を覚えていくだけでなく、①物語で英語の世界に引き込む②AIを活用した発音練習に特化という特徴があります。

私見ですが、「マグナとふしぎの少女」はこんな方におすすめのアプリです↓

・はじめて英語を学習する子ども
・英語学習に苦手意識のある子ども
・発音を良くしたい方
・楽しみながら英語学習したい方
・AIを使って会話練習をしたい方
「マグナとふしぎの少女」ではストーリーがアニメで観られるのですが、最初はほぼ日本語で展開されるので英語アレルギーの子でも入りやすいと思います。ストーリーを通じて「英語がわかるって、ちょっと楽しいかも!」という体験を積み重ねることができます。
AIを最大限利用しているのも、本アプリの特徴です。AIが英語の発音チェックをしてくれます。特に日本人の特徴として、発音に自信がなく、発音するのが苦手、という方が多いように思います。日本では英語教育をはじめる時期が遅く、英語独特の口の形をつくることができない方が多いのでしょう。英語は実際、かなり口を動かさないと上手に発音できません。
幼児期から英語の発音や口の作り方に慣れておくことで、中学以降の英語の学習もスムーズになるはずだと思います。
また、AIと会話をする「AIレイちゃん」という機能も実装されています。英語(日本語でもOK!)で話しかけると、英語で返事が返ってきます。疑似会話が可能となっているので、会話練習したい方に特におすすめの機能となっています。私も何度か試しましたが、「もう英会話教室、いらないかも!?」と思えるくらい高性能でした。会話練習をしたい大人の方にもぜひおすすめです。
AIれいちゃん

「マグナとふしぎの少女」は物語で子どもを夢中にさせる!

ストーリーの概要

主人公”カイ”とその仲間”トト”と”ナディ”が宝探しをしていると、突然、空から落ちてきた女の子”レイ”が現れます。レイが話す言葉はカイたちと違っていて、カイたちは言葉がわからずに戸惑います。実は物語の中の世界は「壁=マグナ」によって2つに分断されており、カイたちは日本語を話しますが、壁の向こう側から来たレイは英語を話します。レイは壁の向こうのプリンセスで、何者かに追われています。レイを助けるため、カイたちはレイの言葉を学び始めます。

実はカイのお父さんも壁を超えたために行方不明になっており、壁の謎を解くために、カイたちとレイは協力していくことになります。

物語は完全アニメーション。アニメのクオリティが高く、これが完全無料?と最初は驚いてしまいました。

登場人物が親しみやすい

もう1つ特徴として<登場人物が親しみやすい>というのがあります。私が好きなのはクオとトトです。クオは紫まんじゅうのような見た目の、レイのペットです。なぜか日本語と英語の両方を話すことができ、通訳ガイド的な役割を果たしています。

 

トトはカイの友達です。ただのお調子者かと思っていましたが、英語がわからないながらも突き進んでいくところが頼もしいキャラです。これくらいのメンタルの強さがあれば英語学習、気持ちが楽になりそうです。見ていて楽しいです。

登場人物も魅力的ながら、世界観もしっかりと作り込まれている「マグナとふしぎの少女」。子どもたちの「もっと知りたい!」気持ちを掻き立てます。

英語が学べる理由

物語では、カイたちはレイと仲良くなるために英語を学び始めます。最初は「何を言ってるのかさっぱりわからない!嫌だ!」となりそうですが、「サンキューって、ありがとうってことかな?」と少しわかったときの嬉しさをキャラクターたちと一緒に体験できるようになっています。言葉の壁によるコミュニケーションの難しさ、それを乗り越えたときの喜びを体験していくところが、子どもに親しみやすいストーリー展開となっています。「伝わるってとっても嬉しいよ!」

アニメを観ながらキーフレーズを発音したり、英語を学ばなければ先のストーリーが見られない構成となっており、先が見たいから英語を学ぶ、という仕掛けになっています。子どもがハマるのも納得ですね。

発音

アプリの構成

①物語

現在シーズン1、シーズン2がアニメで、シーズン3が漫画での提供となっています。シーズン3は未完のようです(2024年9月現在)。

シーズン1: 39話 (レイの登場~レイがマグナの向こうに帰るまで)
シーズン2: 34話 (カイたちがマグナを超えて英語の世界でマグナの秘密を探る話)
シーズン3: ?話(漫画、未完)

②バトル

物語を進めるために、バトルに勝利する必要があります。

バトルでは、”レジェンズ”という戦闘キャラを編成して戦います。より強いレジェンズを集めたり、レジェンズを強化することで、バトルに勝利することができるようになります!なかなか勝てず、先に進めないときも。より強いレジェンズが必要となるのですが、英語を勉強しなければ強くすることができないようになっています。

バトル

③レジェンズ

バトルで私たちの代わりに戦ってくれるレジェンズたちは、昔、<人間に代わって戦争を行っていた人口知能>だそうです。ライト兄弟やナイチンゲール、魔王信長など偉人をモデルとしていて親しみがあります。偉人を知るきっかけにもなりそうです。たくさん集めるのが楽しいです。

レジェンズ

<レジェンズの集め方>は以下のとおりです。

  • 「ものがたり」を進める
  • 「マグたん」をプレイする
  • 「キーフレーズカード」をクリアする
  • ショップにある「ルーレット」を回す

難しそうですが、アプリで遊んでいると、自然と集まるイメージです。

ショップにあるルーレットなどは一瞬、「課金された!?」とヒヤッとしましたが大丈夫でした(笑)強いキャラが当たることも!?

ルーレット

 

獲得したレジェンズは、強化することもできます。レジェンズはそれぞれ特性があり、攻撃力、体力、遠距離攻撃などに違いがあります。このあたりがごちゃごちゃしていて、私はまったく理解が追いつきません。。

バトルではデッキという、レジェンズを6人選んでパーティをつくるのですが、その組み合わせもよく考えて編成すると良いそうです。

前衛役となる体力が高いレジェンズを先に出撃させて、その後ろに体力の低いレジェンズを出撃させるといった基本的な戦い方を抑えておくだけで、レジェンズができる限り長くバトルに参加しやすくなる(デュエル攻略より)

そうです。(初めて知りました)

レジェンズの強化方法ですが、画面下の「レジェンズワールド」から入り、マナを使って強化することができます。マナは後述しますが、学習を進めることで手に入るコインのようなものです。

➃マグたん

マグたんでは英語の単語学習ができます。最初は簡単な単語からはじまりますので、単語をどんどん覚えていきましょう。

  • マグたんListening
  • マグたんSpeaking
  • マグたんReading
  • マグたんWriting

単語を覚えるまで同じ単語を問題として出し続けてくれるので、継続することで単語力が身につきます。聞けているか、発音できるか、読めるか、綴りがわかるかをテストします。絵を見て単語を回答するのですが、絵がわかりにくときがあるのが難点です(笑)

マグ単

小学校~高校卒業レベルまでの単語を習得することができます。ガンガンやっていきましょう。

マナとモンド

マナとモンドは、それぞれ学習することで手に入る通貨のようなものです。

マナはレジェンズを強化したり、ショップで月替わりルーレットを回したりするのに使うことができます。

モンドは、ショップでトレジャーボックと交換したり、バトルで使用するレジェンズを入手する、バトルで復活するのに利用することができます。

マナとモンド

<マナの獲得方法>

主にマグたんで学習すると獲得できます。マグたんの後半の単語で正解するとマナが2倍もらえるチャンスです。

<モンドの獲得方法>

①デイリーミッションをクリアする。

②毎日マグたんを5回プレイすると100モンドが入手でき、30日間毎日クリアするとさらに300モンドがもらえます。

③マグたんを合計90回クリアで、1200モンド獲得できます。

➃キーフレーズビンゴを150回クリアで、1200モンド獲得できます。

その他、アチーブメントをクリアするとモンドがもらえるようになっています。

アチーブメント

AIレイちゃん

AIレイちゃんは画面右横にいます。英会話の練習ができます。

レイ

日本語で話しかけてもOKです。また、レイちゃんからの返事も、日英通訳を選択すれば英語で話したあとに日本語訳もつけてくれます。英会話力が向上すること、間違いなしですね。

大人の方にもおすすめです。30回まで無料で会話できますが、30回は意外と長いです。これが無料で利用できるのだからお得ですよね。

「マグナ」で英語学習することのメリット

発音がどんどんうまくなる

マグナでは、ネイティブのお手本を聞いて真似して発音することが繰り返されます。耳で聞いて声で発する学習法は、言語習得の最短コースという考えから発音に力を入れているそうです。

私もこれにはかなり賛成で、子どもに小さいうちから英語に触れてほしいのは発音を良くしたいから、というのがあります。正直単語力などは後から自身の努力でなんとでもなります。ですが、発音だけは6~10歳頃にしか習得できない、というのは帰国子女である自身の経験と、いろいろと調べた結果から確信しています。

わが家ではトド英語などの他の英語アプリも利用していますが、英語の発音が聞こえてくるのはマグナだけのような気がします。また、マグナでは単語やフレーズと物語のシーンをセットで覚えることができるので、ニュアンスもばっちりです。

単語力が身につく

ストーリーやマグたんをすることで、単語力が身につきます。英単語を覚える、と構えてしまうと難しく感じますが、Girl、Boy、Houseなど子どもでも知っている単語からはじめられますので続けやすいです。覚えるまで繰り返し学習するので定着もしやすいです。

英語学習が続けやすい

最後に、「マグナとふしぎの少女」で学習することのメリットは<続けやすさ・継続性>だと思います。私もなのですが、いざ英語の勉強を頑張ろう!と思っても、継続することが一番難しいです。

マグナでは、<ストーリーを見にくる><バトルをする><レジェンズを強化する>と、男の子にも、女の子にも刺さりやすい要素があり、少しの隙間時間に子どもが取り組みやすくなっています。

また、完全無料なのも嬉しいです。まずは使ってみて、お子さんに合うか合わないかを判断するのもよいと思います。

子どもが半年間やってみた感想!

息子はバトル、娘はストーリーに夢中です

アプリダウンロード時、小3と小1だった子どもたち。私が驚いたのは、2人とも英語があまり好きではないにも関わらず、ストーリーが見られる間は継続してアプリを視聴していたことでした。「英語なのに、またやってくれてる!」「恥ずかしがらずに発音してる!」とびっくりしてしまいました。

息子はバトルが好きなようです。バトルもこういうゲームに疎い私は何もわからないのですが(解説なにもありません!)、「このレジェンズが強い」「スペルを使う」などゲームの内容を良く知っています。子どもってすごいです… レジェンズを強化するためにマグたんにも取り組んでほしいのですがそこまで至らないのが悲しいです。

娘は物語を見るのが好きなようです。シーズン2、カイとトトがホテルの部屋をとるために英語を話そうとしている場面はもう10回以上見ている気がします…ストーリーにもう少し英語で話す場面が多かったら良かったのにな、でもそうしたら見ないかな、とこちらも悩ましい限りです。

発音学習に最適なアプリ

アプリの中では進行上、先に進むために発音が必要な場面があります。発音のスコアが悪いと、何度も発音を繰り返す必要があり、クリアすれば次の展開を見ることができるようになります。はっきりとした大きな声で英語の単語やフレーズを発音するのは、子どもながらに少し恥ずかしいのではないかと推測しますが、ゲームのためなら、子どもたちはやってくれるのだな~と思いました。発音もとても良くなっています。発音に関しては小学校低学年が勝負だと思います。

改善してほしいところ

見てきたように「英語に親しむ」「発音がよくなる」「継続できる」といったメリットがある「マグナとふしぎの少女」ですが、英語力向上という観点で見ると、少し弱いところがあるのも事実です。アプリを使っていても、ずっとバトルをしてしまっていたり、ストーリー動画を見て30分(我が家の場合です、時間はご自身で設定できます)終わってしまうことも。

バトルでどうしても勝てずに先に進めないときや、マグたんの規定単語数をクリアできないと先に進めないときこそ、マグたん(単語練習)をしてほしいのですが、これがなかなかやってくれません。マグたんにもう少し強制力があれば、というのが私の感想です。

もっと英語をやりたい!という方のためには、有料とはなりますが<マグナメソッド>というプログラムも用意されています。専属コーチがつくプログラムになっているそうです。興味があれば調べてみてくださいね。

まとめ

以上、「マグナとふしぎの少女」についてまとめてみました。「英語は自分で勉強する時代」というのが本当に近づいてきているように感じました。お金をかけずに勉強できるのはかなり魅力的だと思います。(アプリを提供しているミントフラッグさんがきちんと収入を得ているのかも気にかかりますが。。)

とはいえ、英語はコミュニケーション手段です。家で英語を勉強し、アウトプットする場も別で用意してあげると、さらに効率がよいと思います。

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