簡単金継ぎ風DIY!欠けてしまったマグカップ、自分でなおせます。材料、やり方を解説

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先日、主人のお気に入りのマグカップを割ってしまいました。まだ買って数日しか経っていなかったのに、、おそるおそるマグカップの値段を調べてみると、なんと1万円超えでした。なんとか直す方法はないかな…そういえば金継ぎって自分でできるのかな…と検索してみたところ、自分で金継ぎ(風)ができるキットを見つけました。

今回紹介するのは、正確には「金継ぎ」ではありません。ボンドとセメントでくっつけて、金色の塗料を塗って焼成する方法になります。思ったより簡単に、安くできました。

反省点もありますが、一応マグカップとしてまた使えるようにはなったので、今回やり方を紹介してみたいと思います!

 

割ってしまったマグカップの状態を確認する

まずは割ってしまった食器の状態を確認しましょう。少し欠けただけ、真っ二つに割れた、など、つなぎ合わせれば修復可能そうかどうか確認します。かけら同士をボンドでくっつけてもOKです。

残念ながら粉々に割れてしまった場合は修復が難しいです…

私は主人のマグカップの上からボウルを落としてしまい、マグカップの淵を2か所欠けさせてしまいました。

欠けた部分

キットを購入する

修復用のキットはメルカリで購入しました。こちらの商品です↓

材料

上で紹介したメルカリShopさんでは小分けにしてくれているので安く済みますが、それぞれの材料を購入しても大丈夫です。

セラミック粉↓

木工用接着剤↓

塗料はお好きな色で大丈夫です。こちらの塗料は人体に害がなく(鉛、カドミウムが含まれていない)、焼成することによって接着力と強度が増すそうです↓

 

欠けを埋める

メルカリの取引欄にてかなり詳しくやり方をご指南いただき、やってみることにしました。まずはボンドとセラミック粉を1:1くらいで混ぜ、お好みの固さにします。このパテで欠けを埋めていきます。

混ぜる割合は適当で大丈夫だそうです!

セメント

ボンドが比較的早く固まってくるので、指で形を整えながら進めます。何度でもやり直しもできますよ。また、あとでやすりで削るので多少盛り上がったりしていても大丈夫です。

作業が終わったら3~4日ほど乾燥させましょう。

削る

しっかり乾燥させることができたら、次はやすりで削っていきます。本体を傷つけないように、気を付けながらボンドの部分だけ削ります。

削る

 

上の写真は作業前。下の写真が作業後なのですが、かなり滑らかになったのではないでしょうか!

色付けする

削る作業が終わったら、今度は色付けしていきます。ペペオの塗料は分離するので、よくかき混ぜてから使います。小分け容器のまま、そのまま塗ってしまいましたが、気になる方は細筆のアート筆などを使うと良いかもしれません。

大きな部分はそのまま塗れたのですが、細く日々が縦長に入ってしまったところも金継ぎのようにキレイに塗りたいな、と思って失敗しました。細い線を描きたいときは細筆があるといいと思います。つまようじではうまくできませんでした(←後悔ポイントです)

塗料も乾く前であれば拭いて、塗り直しができます。乾いた後に塗るとどんどん厚い層になってしまいます。

色

塗料を塗り終わったら1週間ほど、また乾燥させます。乾燥させないと塗料が爆発するそうです(笑)

焼いて完成!

乾燥の工程が終わったら、焼きます。自宅のオーブンで焼くことができます。

予熱なし 150℃ / 30分

終了後は室温になるまで扉を開けないように。2時間ほどが目安です。

これで完成です!

完成までにかかった日数は?

ちなみにですが、完成までにかかった期間は約2週間でした。面倒に感じますが、やってみると1回1回の工程は少ない時間で終わります(私が雑というのもありますが。。)。乾燥していると存在を忘れてしまうので、予定表に次の工程をする日を書き込んでおくのも良いでしょう。

費用はメルカリShopで購入した材料費1,400円です。まだ余っているので、次にお皿を割ってしまったときも使えそうです。

私はもっとうまくなりたい!という欲も出てきました。

他の食器でも応用できます

ちょうどマグカップの修復が終わった後、お皿も欠けてしまったので練習がてらやってみました。今度は銀色の塗料をつけてみました。

結構大きい範囲で欠けてしまったのですが、ボンドを固めながらつけたらいけました。強度もしっかりあってすごいなぁと思いました。

 

まとめ

気に入っている食器を割ってしまうと、悲しい気持ちになりますよね。まだ使いたい食器を自分で修復させることができれば、オンリーワンの食器になりますよ。

本当の金継ぎも、全国でワークショップが開催されています。母は自分でお皿をわざと割って、参加していました(笑)でもやり方や材料がわかったので家でもできる!と言っていました。

費用はかかりますが、一度参加してやり方がわかれば今後、自分で修復することが可能になります。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

 

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